
7月2日、五和町の手野地区コミュニティセンターで、公民館講座「地域の防災について」が開催されました。
これは、五和地区公民館と手野まちづくり振興会が合同で企画したもので、講師として市防災危機管理課の栗林謙治防災監が招かれました。
栗林防災監は、今年の4月から本市の防災専門職である「防災監」に着任。前職である陸上自衛隊での経験を交えながら、災害の恐ろしさや日頃の備えの大切さ、防災に対する意識改革の必要性などについて話しました。
また、手野地区の主流である内野川についても触れ、洪水や土砂災害の危険性や早めの避難について呼びかけました。
その他にも、市の防災サイトや便利な防災グッズなども紹介。講話の最後には、「一番重要なのは人と人とのつながり。日頃から地域と関わりを持つこと、誰も取り残さない・取り残されないことが大切」と結びました。
講座に参加した手野まちづくり振興会の石津司会長は、「実際に災害現場を経験された方の話を聞くことができ、大変有意義な時間となった。手野地区の自主防災会でも話題に取り上げていた防災グッズについての紹介や説明もあったので、ぜひ各地区に広めていきたい」と話していました。