
7月27日、天草漁協の本渡水産物荷さばき施設で、夏休み中の子どもと保護者に、市場の活気あるセリに触れてもらおうと「夏休み 親子でおさかなセリ体験見学会」が開催され、8組23人の親子が参加しました。
セリが開始されるまでの時間は、屋外のいけすに入ったセリにかけられる魚を自由に見学して回り、いけす内を元気に泳ぐ魚を興味津々に眺めたり、写真を撮るなどしていました。
セリが始まると、天草漁協の森さんからセリのルールやセリに使われる黒板に書かれた文字の意味などの説明を受け、目まぐるしく進むセリのようすに圧倒されていました。屋外でのセリが終わり屋内に移ると、そこにはずらっと並べられた新鮮な魚介類が。漁協職員や仲買人に魚介類の説明を受けたり、自由に眺めてまわったりとセリの雰囲気を楽しんでいました。
その後、天草の海や市場に集まった魚介類が食卓に並ぶまでの説明を受けた後は、いよいよ子どもたちによるセリの模擬体験。用意された岩ガキやアジ、赤イカは今朝とれたもので鮮度抜群。希望の値段をつけて、欲しい品を元気に競り合っていました。
アジを競り落とした村浦悠斗くん・香菜さんは、「(セリができて)楽しかった。焼いたり、フライにしたりして食べたい」と初めてのセリを楽しんだようでした。