
8月17日、牛深総合センター大ホールで「二十四歳のつどい」が開催されました。この式典は、新型コロナウイルスの影響により中止となった成人式の代わりとして開催。平成27年度に牛深地域の中学校を卒業した人が対象で、46人が参加しました。
開催のきっかけは「卒業生の声」。「振袖や浴衣が着られなくても、恩師や友人たちと再会する場が欲しい」という想いから、4年前に開催できなかったあの時間を取り戻すべく、牛深まちづくり協議会や牛深地域の商店などの支援のもと、対象者で構成された実行委員会を中心に牛深地区独自の式典を創り上げました。
式典会場には、8月4日に行われた「二十四歳のつどい応援企画」で作成された看板も飾られより華やかに。式典では、牛深まちづくり協議会の舩場会長から激励の言葉が贈られ、出席者を代表して畑中龍星さんが「いただいた愛情と感謝の気持ちを忘れず、一社会人として邁進していきます」と決意の言葉を述べました。
また、恩師の紹介では、出席された先生から卒業生へのメッセージと当時の思い出が語られ、時折笑いが起こっていました。
その後の記念行事では、牛深高等学校郷土芸能部による牛深ハイヤ踊りや、神奈川県出身のシンガーソングライターオヌキ諒さんによる弾き語りライブ、上天草市出身のシンガーソングライターMICAさんによる歌声が披露されました。式典後に行われた会食では、複数の飲食店からのオードブルや刺身などが並び、食事を楽しみながら懐かしい友人たちと昔の思い出話や近況報告で盛り上がっていました。
参加者は、「念願叶ってこのような式典ができてうれしい」「久々に友人や恩師と話せて良かった!」と話していました。

牛深中学校卒業生

牛深東中学校卒業生

牛深自慢の「刺身」

会食のようす