
9月8日、牛深総合センターにおいて「第25回横田良一祭」が開催されました。このイベントは、天草の偉人である横田良一を讃え、伝統芸能の掘り起こしや天草に伝わる古い唄や踊りを継承することを目的としています。
オープニングでは、光彩会舞踊部が笑顔と元気あふれる「ロックハイヤ」を披露。その後の「ふるさとの舞踊」では、踊り手の色鮮やかな着物や扇子、花などの小道具を使用する踊りが披露され、会場を訪れた観客をとりこにしていました。
その他にも、「天草小唄を唄おうコーナー」に加え、講師の平野有益先生による「天草小唄ものがたり」の講話、さらにゲストコーナーでは音楽劇「天草小唄ものがたり」牛深講演において横田良一役を演じた下司愉宇起さんによる音楽歌唱などが披露されました。特にゲストコーナーでは、ピアノ奏者の小野田美緒さん、パーカッション奏者の西田義伸さんの演奏に、バリトン歌手の高曲伸和さんの歌声が加わり、豪華ゲストによる演奏は見ている観客の目を引くものでした。プログラムの最後には、「天草小唄」や平野有益先生が作詞された「石神山のてっぺんで」を観客も一緒になって歌いました。イベントに参加した地元住民の人は「今年も見に来れてよかった。ゲストの人にも来てもらってすごくいいものを見れた」と話していました。