9月22日、天草市イルカセンターで、「世界にひとつだけのイルカ」の企画が開催されました。
これは、天草イルカ調査室(※1)と一般社団法人ICERC Japan(※2)とのコラボ企画で、イルカのすむ海の環境についての啓もう活動として実施されました。
「ねんどでイルカをつくろう」のワークショップでは、イルカの生態や体のつくりをクイズなどで教わりながら、オリジナルのイルカを制作。福岡から参加した男の子は「最高によくできた。イルカは頭のてっぺんから呼吸をするなど、いろいろなことが分かって良かった。これから海にごみを捨てないことを約束します」と話していました。
「イルカすくい」は、ビニールプールを海に見立てて水上にあるさまざまなごみを取り除き、イルカたちを危険から救うというワークショップ。ごみの中には海藻や魚なども混ざっており、参加した子どもたちは海に必要なもの・不要なものは何か考えながら、取り組んでいました。
その他にも、イルカの人形や模型、絵本などの展示もあり、参加者は楽しみながら環境について学んでいました。
天草イルカ調査室の高崎さんは、「天草のイルカウォッチングはまだレジャーの一つという観点がメインです。地域のためには、それも大切なこと。しかしそれで終わりではなく、さらにイルカたちがここにいる意味や価値も知ってもらいたい。奇跡的で素晴らしい海という特徴がある反面、同じくらい危機や課題もあります。いいことだけを伝える観光ではなく、現実的な危機や課題についても皆さんと一緒に共有していきたい」と話していました。
(※1)天草イルカ調査室についての詳細はこちら「イルカと人との共生」(外部リンク)
(※2)一般社団法人ICERC Japanについての詳細はこちら「ICERC Japanホームページ」(外部リンク)
クイズでイルカについて学びます
イルカの口はどのあたりかな?
親子でイルカづくり♪
形を整えるのが難しい…
完成!名前もつけました
かわいいイルカができたよ~!
イルカさんを助けてくれる人ー!
海に不要なものはどれかな?
ごみがとれたよ!