社会科見学でイルカ教室を開催!

10月24日、五和小学校の4年生が社会科見学として、通詞島沖に生息しているイルカについて学びました。
講師は天草イルカ調査室(※1)の高崎ひろみさん。天草に住むイルカ「ミナミハンドウイルカ」の特徴や、イルカと人が共存してきた歴史、イルカを取り巻く海の環境問題などをレクチャーしました。
「イルカの大きさは?」「寿命は?」「何を食べる?」などのクイズに、元気よく手を挙げて答える子どもたち。他にもイルカの人形を使って体の仕組みを学んだり、赤ちゃんイルカの写真を見て、大人の体との違いを探したりと、楽しい内容に笑顔があふれていました。
環境問題の話では、網が絡まり弱ったイルカの写真が投影され、真剣な面持ちで画面を見つめる子どもの姿も。海のごみがイルカに与える影響について熱心にメモを取りながら聞いていました。

講師の高崎ひろみさん

楽しいイルカレクチャー♪

赤ちゃんイルカの特徴は何だろう?
人形を使って体のつくりを学びます

興味津々な子どもたち

背びれで個体が見分けられるんだって!
いよいよイルカのいる海へ!
レクチャーの後は、船に乗って海へ出発!「いよいよイルカに会える!」と待ちきれないようすの子どもたちで、船内は大盛り上がり。高崎さんの楽しいクイズやレクチャーの振り返りをしながらイルカが現れるのを待ちました。そして、ついにイルカの群れを見つけると、子どもたちは「わぁー!!」と大歓声。「すごーい!」「いっぱいいる!」「大きい!」と目を輝かせながら夢中になって見つめていました。
イルカについて学んだ児童は、「イルカがすぐ近くで見られることは、世界でもすごいことだと知りました。海にごみを捨てないようにするなど、イルカが住み続けられる環境づくりを頑張っていきたいです」と話していました。
「社会科見学でイルカに会いに来てくれたこの機会が、とても貴重だなと思っています」と講師の高崎さん。「地元の魅力というのは近すぎてなかなか気付かないことがあると思います。こういった機会を通して、天草にイルカが住み着いていて、ずっとここにいるということがどれだけ価値のあることか知ってもらい、世界に通じる素晴らしい場所なんだと心から思ってくれたらうれしいです。そして、このような体験を重ねることで、世界に向けて活躍する子どもに育ってもらい、天草を世界へ発信してほしいと思います」と子どもたちへの期待や思いを語りました。
(※1)天草イルカ調査室の詳細はこちら「イルカと人との共生」
(外部リンク)

船に乗って海へ出発!

風が気持ちいい!
船の中でも元気いっぱい!

レクチャーの振り返りもしました

あっ!イルカが見えた!

夢中になって見つめる子どもたち

たくさんのイルカに会えました

バイバーイ!また会いに来るね!