
11月3日、五和町鬼池地区で「天神山潮風ウォーキング」が開催され、県内外から110人が参加しました。
これは鬼池まちづくり振興会主催のイベントで、地域内外の人々に鬼池がより身近な地域として親しまれ、さらに健康の増進や地域の活性化を図ることを目的に毎年開催されています。
コースは鬼池港から天神山山頂までの往復7.2km。当日は天候にも恵まれ、参加者は海からの心地よい潮風を感じながらウォーキングを楽しんでいました。
天神山では勾配が急な坂道が続き、杖を突きながら登る参加者の姿も。山頂にたどり着くと、早崎海峡や対岸の長崎県が一望できる美しいパノラマが広がり、参加者は「きれいね~」と景色を眺めたり、記念撮影をしたりするなどして眺望を堪能していました。
昼食会場である鬼池地区コミュニティセンターでは、鬼池まちづくり振興会・女性部から手作りのタコ飯と豚汁がふるまわれ、参加者は「おいしい!」と舌鼓。ウォーキングに初めて参加したという女性は、「初めて天神山に登りましたが、山頂からの眺めがとてもきれいで、きつかったけど登って良かったと思いました」と笑顔で話していました。

ウォーキングのスタート・ゴール会場である鬼池港では「鬼池港マルシェ」も同時開催されました。
マルシェでは、タコライスやサイコロステーキ丼、晩柑ジュースなどをはじめ、手作り雑貨やアクセサリーなどのお店が23店舗並び、500人を超える来場者でにぎわいました。
五和町と交流をしている対岸の南島原市からも2店舗が出店し、木工製品やハーブ茶などを販売。また、拓心高校マリン校舎からも出店があり、生徒が製造した缶詰やカレーなどを販売しました。
家族でマルシェに来場した女性は、「たくさんお店があって子どもたちも楽しんでいるので、来て良かったです」と話していました。