11月9・10日の2日間、有明体育館で有明地区文化祭(主催:有明地区文化祭実行委員会)が開催され、町内の保育園や小・中学校、文化サークルなどの個人・団体による作品展示と、ステージ発表が行われました。
展示部門では、書道や絵画、生け花、竹細工などの多彩な作品が並び、来場者は感心したようすで鑑賞していました。
有明小学校の協力で、今回特別に現ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校に贈ったグローブが展示され、多くの人が手にはめたり、写真を撮ったりしていました。
特別養護老人ホーム麗洋苑の皆さんの作品
大谷翔平選手のグローブ
一般書道
10日にはステージ部門が開催され、小・中学生や一般の皆さんが音楽や舞踊などを発表。運営には有明中学校の生徒が会場設営と当日の受け付け、司会などに協力しました。
また、今回の文化祭では地元有志により「大浦の子守歌」が復活。9年ぶりに披露されました。
「大浦の子守歌」は、大浦地区に代々唄い継がれた子守唄で、働きに出た両親に代わり子守をしている子どもが幼い弟妹に歌った、全国的に珍しい唄だといわれています。同地区にあった天草東高校の文化祭などで披露されていましたが、平成24年の閉校以降踊られる機会はほとんどなかったとのことです。
今回の文化祭で復活させようと、地区の日本舞踊経験者を講師に、小学生6人が約3カ月間練習に取り組みました。練習の成果を堂々と発表する出演者に、観客は大きな拍手を送っていました。
司会は有明中学校の2年生
オープニング:有明太鼓
有明小学校6年生(合唱)
有明中学校(合唱)
カレオオケカイ(フラダンス)
親子デュオ(ギター演奏)
島田千尋(舞踊)
ナプアナニママネ(フラダンス)
須子大正琴(大正琴演奏)
あじさい(舞踊)
ハレカイ(子どもフラダンス)
コール宝(合唱)
柴田増男一座(舞踊)
おてもやん(舞踊)
大浦の子守歌