
11月30日、12月1日の2日間、牛深ハイヤ大橋横の芝生広場周辺で「第35回牛深あかね市」が開催されました。
あかね市の「あかね」は、牛深の方言である「あかねした(大漁だ、よかったなぁという意味)」から名付けられ、牛深を訪れたお客さんに牛深の海・山の幸をふるまい、堪能していただきたいという思いが込められているイベントです。初日は曇り空が多い中、2日目は快晴ということもあり、いきいきマーケットでは牛深の海産物や特産品を楽しむ来場客でにぎわいを見せました。
中でも、毎年恒例で人気のある「あかねタイ釣り大会」には約900人が参加し、天草桜鯛の活きのよさに負けまいと、大人も子どもも力いっぱい竿を引き上げ、釣り上げた瞬間、うれしそうな表情と笑顔で溢れていました。

開会式後の祝い餅投げ

牛深の農産物が並ぶ品評会を実施

いきいきマーケット

あかねタイ釣り大会

ちびっこ釣り堀で大きい鯛が釣れた~!

牛深のかまぼこを購入する来場客
特設ステージでは、牛深高等学校郷土芸能部による牛深ハイヤ踊りや託東太鼓による演奏、熊本警察音楽隊による舞台演奏などが行われ、どれも息のそろった迫力ある演舞演奏で来場客の目を引くものばかりでした。また、牛深商工会議所青年部や牛深海賊団による来場者参加型のミニイベントも行われ、景品獲得を狙い、多くの参加者で盛り上がりました。さらに、今年は「天草・高森横軸連携10周年」の記念すべき年。国選択無形民俗文化財である「高森にわか」では、市牛深支所長がコラボ出演し、流暢な高森弁で観客を巻き込みながらユニークな演出で、ときおり観客席からは笑いが起こりました。
益城町からイベントに参加していた親子は、「イベントが盛りだくさんで楽しませてもらってます。まだまだいろいろ見て回りながら買い物も楽しみたいです。」と笑顔で話していました。

牛深高等学校郷土芸能部による牛深ハイヤ踊り

託東太鼓による迫力のある演舞

熊本県警察音楽隊による舞台演奏

100食限定伊勢海老の味噌汁

牛深商工会議所青年部によるミニイベント