1月24日、本町の東向寺で「第71回文化財防火デー防災訓練」が行われました。
この訓練は、全国的に「文化財防火デー」と定められている1月26日を前に、天草にも多くの文化財があることから、これらの文化財を火災などの災害から守るため、また住民の文化財愛護の意識を図る目的で実施されました。
訓練は、地震によりお寺の本堂で火災が発生したと想定。東向寺の岡部住職が初期消火、通報・避難訓練を実施後、消防車両による放水訓練が行われました。
また、近くの東向寺保育園の園児も地震避難訓練を実施後、防災訓練を見学。お寺に向かって放水されるようすを興味深く眺めていました。
訓練を行った岡部住職は、「今回の訓練を通じて初期消火や延焼を免れるようなことに努めたい。また、まずは火を出さないように“火防”の取り組みを進めていきたい」と話していました。

消火器による初期消火

消防署への通報訓練

お寺に向かって放水

放水のようすを眺める園児

あいさつをする岡部住職

消防車両に興味津々