
1月26日、本渡港(本渡地方卸売市場周辺)で「第5回天草漁協おさかな祭り」が開催されました。
開催にあたり、天草漁業協同組合の江口幸男代表理事組合長が「漁業を取り巻く環境は厳しい状況が続いているが、漁業者一人ひとりが皆さんの食卓に魚を届けるため日々頑張っている。天草の魚を食べるときは漁師の顔、漁船の顔を思い浮かべながら食べてほしい」とあいさつ。その後、オープニングセレモニーとして行われたブリの試食と焼きのりの無料配布(先着各300人)では、早朝から並んでいた人たちに整理券が配られ、無料配布が始まるとうれしそうに受け取っていました。
会場では、タイやヒオウギ貝、タコなどの新鮮な魚介類の販売をはじめ、海鮮バーベキューや天草大王の唐揚げなど食事を楽しめるコーナーもあり、会場はたくさんのお客さんで大にぎわい。また、イベントコーナーではアサリのつかみ取りや車エビの1分間釣り放題、いわし節の詰め放題のほか、ブリの解体ショーや模擬セリなども行われ、大いに盛り上がりました。
インターネットで情報を見て来たという菊陽町の9歳の男の子は、「アサリのつかみ取りで、いっぱい取れてうれしかった。アサリ汁も温かくておいしかった」と満面の笑みでした。