
1月28日、牛深小学校において牛深町婦人会と牛深まちづくり協議会による郷土料理講習会が行われました。牛深地域に伝わる郷土料理を調理し、子どもたちと一緒に食事を取ることで、地元食材の魅力を再確認することや世代間交流の場を設けることを目的としています。
牛深小学校6年生50人を対象に、牛深町婦人会25人が講師となって、「アジのかまぼこ」「ブリの照り焼き」「フルーツヨーグルト」の三品に挑戦しました。牛深町婦人会の生嶋会長より献立や調理法の説明が行われた後、それぞれのグループで調理がスタートしました。
アジを開く作業やすり身づくりでは、子どもたちは慣れない手つきながら一生懸命に取り組み、講師のアドバイスやコツを聞きながら一つひとつ丁寧に仕上げていました。ブリの照り焼きは、婦人会の皆さんで下準備がされており、すり身と一緒に焼き上げる際には、焦げないよう慎重になりながらも、完成を楽しみに待つようすも見受けられました。おかずができ上がると、グループ内で役割分担をしながらフルーツヨーグルトづくりと盛り付け担当に分かれて作業を行いました。最後にあおさ汁や炊き込みご飯を装い終えると、ボリューム満点で色鮮やかな仕上がりになりました。でき上がった郷土料理で、婦人会の皆さんと一緒に食事会を行い、会話を楽しんだり、おかわりに行ったりと、育ち盛りの子どもたちは自分たちで作った地元の味に夢中になっていました。