
3月1日、本渡看護専門学校で卒業式が執り行われ、37人の卒業生が思い出の学び舎を旅立ち、看護の世界へ踏み出しました。
卒業証書授与では、吉仲一郎学校長より卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡され、大変だったことや楽しかったことなどさまざまな思いを胸に、晴れやかな面持ちで証書を受け取りました。
吉仲学校長が、「患者さんに寄り添い、一人でも多くの命や生活を支える存在として貢献することを願っています。自らの成長を楽しみながら、看護の未来を切り拓いていってほしい」と式辞を述べると、卒業生はこれから立つ医療の世界を前に、真剣な表情で耳を傾けていました。
在校生を代表して金子萌さんが卒業生へエールを送ると、卒業生を代表して久保田有彩(ありさ)さんが「名残惜しい学校生活ですが、3年間の想いを胸に新たな一歩を踏み出します。この学校の卒業生であることを誇りに思い、地域の期待に応えられるよう努力を重ねていきます」と答えました。久保田さんの言葉一つ一つに、本渡看護専門学校で過ごした日々が思い起こされ、涙ぐむ卒業生もいました。
これから社会人として、一人の看護師として、それぞれが思い描く看護師像に向けて歩んでいってください。