
3月30日、五和町の地域交流センターおおくすで「城河原アカペラコンサート」が開催され、200人を超える来場者でにぎわいました。
このコンサートは、アカペラグループ「むらさきのうえ♪」が主催したもので、九州大学や東京工科大学など4大学16人の学生がエントリー。学生たちはコンサートの2日前から、五和町で合宿をしながら歌声に磨きをかけました。
本番では、星野源の「SUN」やMrs.GREEN APPLEの「ダンスホール」などさまざまなヒットソングを披露。観客は手拍子をしたり、一緒に歌ったりして盛り上がりました。
また、台湾のアカペラグループもコンサートに参加。「まさか海外で歌えるとは思わなかった。アカペラコンサートを通して天草と台湾がより近い存在になればうれしい」と思いを語り、「ピクニック」や「ハートの花」など美しいハーモニーを披露しました。
コンサートの最後には「むらさきのうえ♪」が登場。ステージトークでは、これまでかかわり続けてきた天草への思いを語り、コンサート開催のきっかけとなった旧城河原小学校校歌を披露。校歌について「学校名が歌詞に入っていないのは珍しい」と話し、地域の情景が美しく語られていることから、「天草の歌」として国内外でも披露しているとのこと。思いのこもった歌声に観客は深く聞き入っていました。そのほかにも、レキシの「きらきら武士」では観客とのコール&レスポンスを楽しむ場面も。最後はマイクを使わずに「星に願いを」をしっとりと歌い上げ、観客を魅了しました。
また、同会場では、五和まちづくり協議会による「おおくすマルシェ」も開催され、12店舗が勢ぞろい。うららかな春の日差しの中、大勢の人が買い物やワークショップを楽しみました。早々に完売する店舗もあり、大いににぎわいました。