
4月11日、五和町の道の駅天草市イルカセンターで「イルカの海開き安全祈願祭」が開催されました。
この安全祈願祭は、天草宝島観光協会五和支部が行っているもので、神事には地元の観光関係者など約20人が参加し、春の観光シーズンを迎えるイルカウォッチングの安全と盛況を祈願しました。
本市のイルカウォッチングには年間約6万人が訪れており、この日も県外からの観光客や外国人観光客など多くの人でにぎわっていました。
- 本市では「イルカと人との共生」の取り組みを行っており、天草市イルカウォッチング事業者チームによる環境保護費の徴収が始まりました。環境保護費は小学生以上の乗船客1人あたり500円で、乗船料とは別に徴収されます。
- また、この日の早朝、同事業者チーム主催の「ビーチクリーンイベント(海岸清掃活動)」が行われました。回収したごみの中には、海岸に流れついた大きな発泡スチロールや、プラスチック製のバケツ・カゴなどもありました。環境保護費は、こうした海岸清掃活動や回収したごみの処理、パトロール船の運航、イルカが生息しやすい環境の確保のために使用されます。
- 天草宝島観光協会五和支部の野﨑支部長は、「環境保護費にご理解いただき、より安全で快適な環境をつくっていきたい」と話していました。