夏の甲子園、県大会準決勝。県代表のたった1枚の切符をかけて天草工業高校が挑んだ熊本国府高校(春の甲子園出場校)との一戦。45年ぶりのベスト4進出ということで、その日は朝から神社で必勝祈願をしたあと、藤崎台球場へ。他の予定があって試合開始から40分程度しか応援できませんでしたが、選手たちの甲子園を目指す本気のプレーに、地元天草から応援に駆け付けたOB、生徒、保護者、そしてテレビの前で応援してくださった皆さんと一つになれたような気がしました。惜しくも決勝進出は叶いませんでしたが、天草に残り甲子園を目指して頑張った選手がテレビのインタビューで「天草で野球やろうよ」と呼び掛けていた姿に、涙をこらえられませんでした。
今、天草の高校を他にない特色ある学校にするための高校魅力化を進めています。天草での可能性に気付き、これからたくさんの夢と希望を持った新入生たちが増えてくれることを願って、この豊かな天草をさらに磨いていきます。