先月、大変うれしい出来事がありました。令和3年以降で22社目となる本市への進出企業・有限会社COLLABOSTUDIO(コラボスタジオ)との調印式後の記者会見でのことです。
同社は、牛深支所3・4階を活用して民間企業が整備するシェアオフィスへの初の入居者。「本市への進出を決めた一番の理由は?」との記者の問いに、社長は「天草市の人と熱意です。感銘を受けました。地元愛を持って、天草を良くしようと能動的に動く職員が多く、今人たちとならできるかもしれないと思いました」と語られました。市の職員が公の場で褒めてもらうことはそうそうありません。この発言を聞いて一番喜んだのは頑張った本人たちでしょうが、同席していたほかの職員も私も自分事のように喜んだのは言うまでもありません。
パワハラや春原などの言葉ばかりが躍る昨今、改めてイソップ物語「北風と太陽」を思い出しました。相手を思いやる声掛けや行動が、物事を成し遂げるためには何よりも大切ですね。