天草大陶磁器展が11月2日から5日間の日程で行われました。今年も島内外から約1万4千人ものお客さまでにぎわい、売上高も過去最高となるなど大盛況でした。
このイベントのすごいところは、何といっても、19年の間ずっと進化し、内容・売り上げともに成長を続けているところではないでしょうか。北海道から鹿児島まで、全国の窯元の作品がそろう貴重なイベントであることに加え、昔から変わらないものと少しずつ変わっていくものがあり、それが好みになる作品を求めて全国から陶磁器ファンが訪れる理由なのだと思います。
私には、天草市の目指すべき姿と重なりました。変えることのできない、変えてはいけない歴史や伝統文化、守らなければならない美しい自然と世界一と称される天草陶石、縄文の時代から人と共存してきた野生のイルカ、そしてその中で育てられてきた優しい人と豊かな食。「こんなに豊かで素晴らしい天草市を世界に誇りたい」と心から思います。