東京藝術大学と「アートと福祉による島づくりの連携協定」を締結し、同大学が実施している「アート×福祉」をテーマとした、多様な人々が共生できる社会を支える人材を育成するプロジェクト「(通称)DOOR」(ドアー)を本渡看護専門学校で受講できるようになりました。
これは、天草大陶磁器展に20年以上にわたって毎年ご参加いただいている日比野克彦さんが、同大学の学長に就任されたことで実現しました。
なぜ「アート×福祉」なのか。それは、医療や福祉に携わる人たちが、芸術の特性である一人ひとりの「あり方」や「多様性」を学ぶことで、それぞれの違いを認め合い、人の心に寄り添った関りができる人になり、そのケアを受けた人たちも天草で幸せにいつまでも暮らすことができるようにとの思いを込めて取り組んでいくものです。
天草は、美術や書道、陶芸や踊り、演劇やコンサートなど、挙げればきりがないほどの芸術文化の宝庫です。もっと素敵で幸せな天草へとの願いを込めて、アートの種をまいていきます。