4月26日~27日にかけて開催された「JOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニアレスリング」U17グレコローマンレスリング110kg級で優勝した小川工業高校レスリング部の坂本鵬榮(さかもと ほうえい)選手が、市長を表敬訪問しました。
坂本選手は、倉岳町出身で小学3年生から柔道を始め、小川工業高校に進学した際、レスリング部の宮本慶太監督よりスカウトされレスリングを開始。昨年の全国高校総体では惜しくも準々決勝で敗退しましたが、日に日に実力を上げ、得意のローリング(寝技の一種)と粘り強さで見事全日本優勝を果たしました。
坂本選手は今回の試合について「自分の流れに持っていくことが難しく、積極的にできなかった」と優勝のうれしさを見せつつも、謙虚に自身のプレーを振り返りました。
一緒に表敬訪問した宮本監督は「周囲からのプレッシャーもある中、プレッシャーに勝ち抜き期待に応えてくれた」と坂本選手のプレーを称賛し、高校からレスリングを始めた部員達の励みになっていると話されました。
市長は報告を受け「みんなの願いが叶った幸せな時間になったと思います。天草市民にとっても名誉なことで、大変喜ばしい報告です。これからも応援しています。」と激励の言葉を送りました。
今後は、6月18日~26日にベトナムのブンタウで開催される「コンチネンタル・チャンピオンシップアジア選手権大会」に、グレコローマンレスリング110kg級男子日本代表選手として出場します。
アジア選手権大会で優勝し、世界大会出場を目標に、残りの大会までの時間鍛錬をされます。坂本選手の今後の活躍を、皆さん応援ください!