現在、大阪市で開催されております「2025大阪・関西万博」におきまして、６月６日の「梅の日」に行われた「梅の万博漬け」記念式典に出席しました。

この取組は、和歌山県の紀州の梅を天草の天然塩「あまくさンソルト」を使って漬け込むもので、25年後の2050年に食べられる引換券が万博開幕日より来館者に配布されています。長期保存が可能な梅干しを使って、万博の思い出を未来へ託す、いわば「食のタイムカプセル」という取組です。

式典には、和歌山県の真砂田辺市長をはじめ、紀州梅の会の皆さん、天草市の天然塩製造者の代表者が参加され、天草市出身の放送作家、小山薫堂さんがプロデュースするシグネチャーパビリオン「EARTH MART（アースマート）」で、式典用に用意された梅30キロを天草の天然塩６キロを使って漬け込むセレモニーが行われました。

式典終了後には、来場者に紀州の梅や天草の天然塩の無料配布を行ったほか、多くの報道機関に取材をしていただき、天草を世界に発信する絶好の機会となりました。

なお、25年後まで保管する万博漬けは、梅の収穫時期にあわせて６月下旬までに、約１トンの梅を天草の塩250キロを使って漬け込む予定となっています。