
7月10日、天草工業高校で「天草消防シンボルマーク」の作成に伴う感謝状贈呈式が行われ、情報技術科CG系列の生徒24人が参加しました。
このシンボルマークは、天草広域連合消防本部が、天草住民に消防行政に対してより親しみを持ってもらい、さらなる広報効果の向上を図るために企画したものです。作成に当たっては、未来の天草を支える若い人たちからの「消防のイメージ」を取り入れることにより、共に天草への地域貢献を行っていきたいと考え、今年の3月に、消防本部より天草工業高校へ打診。高校側も天草を良くしていきたい思いは同じだと快く引き受けたことで実現しました。
シンボルマークの作成に取り組んだのは、情報技術科CG系列に在籍する2年生(当時は1年生)11人。36案が作成され、消防本部職員による選考の結果、脇川陽奈乃(ひなの)さんが作成した作品が選ばれました。
脇川さんは、「天草地域の人や自然、文化のつながりをコンセプトに作成しました。マークの外側は、天草の島々を結ぶ天草五橋と天草未来大橋、その内側は天草の海と消防をイメージした配色にしました」とマークに込めた思いを話しました。
式の後には、このシンボルマークが貼付された消防車がお披露目され、放水のようすが実演されました。シンボルマークが貼付された消防車は中央消防署と北消防署(上天草市)に1台ずつ配備されるとのこと。また、シンボルマークは、天草広域連合消防本部ホームページ
(外部リンク)やSNS、職員の名刺など広報業務に使用していく予定です。