友好交流覚書締結式を実施
令和7年7月14日、台湾の靜宜大學と友好交流覚書を締結しました。
締結式には、靜宜大學から林学長と日本語文学学科桂田副教授、本市から馬場市長をはじめ関係職員が出席しました。
締結式の中で林学長は、「今後、天草市との官学連携を通じて、実務能力と国際的視野を兼ね備えた次世代の人材育成を共に進めていけることを、心より期待しています。」と覚書に対する期待の言葉を述べられました。
靜宜大學の概要
靜宜大學は、台湾台中市沙鹿区に所在するカトリック系私立大学で、外国語学部や人文社会学部、国際学部等6つの学部を擁し、1万人を超える学生が在籍しています。
国際教育に重点を置き、世界各国から留学生を受入れているほか、質の高い教育が評価され、12年連続で台湾教育部(日本の文部科学省に相当)の教学卓越大学に選出されています。
本覚書での合意内容
1.観光、産業、文化分野などにおける交流・連携の推進
2.異文化交流を通じた国際感覚を持つ人材の育成
3.その他、両者が協議して必要と認める事項
今後の取り組み
今後は、本市の豊かな地域資源を活かし、観光事業学科や日本語文学学科を中心とした靜宜大學学生のフィールドワークを受け入れ、観光コンテンツのブラッシュアップや学生による情報発信など、本市の観光や文化の振興に資する取り組みを行っていきます。
また、靜宜大學学生と本市の子どもたちとの異文化交流や、観光産業などでのインターンシップの受入れ等による人材交流を行い、国際感覚を持つ人材の育成を推進していきます。

林学長(右)と馬場市長(左)

期待を述べる林学長

出席者による記念撮影