
7月21日、五和町御領の若宮海水浴場で「御領海の日フェスタ」が行われ、町内外からおよそ50人の親子が参加しました。
このイベントは、環境保全活動の一環として子どもたちが大切な海を見つめ直し、自然の大切さを学ぶきっかけづくりを目的に御領まちづくり振興会が毎年開催しています。
まずは、参加者全員で若宮海水浴場の海岸のゴミ拾いからスタートしました。発泡スチロールやペットボトルなどのゴミを約30分かけて収集。ゴミ拾いの最中にも、「カニさん見つけた!」「きれいな貝殻あったよ」と自然を楽しむ子どもたちの姿が見られました。
続いて「環境学習と海へのEM団子(※)投入」が行われ、EMについて同振興会環境美化部会による説明のあと、子どもたちがEM団子を海に投げ込みました。このEM団子は、海底にたまった家庭排水を中心とする汚泥をEM菌できれいにしようと環境美化部会が作成したものです。(※EM団子とは、EM菌を混ぜて発酵させた泥団子。EM菌は乳酸菌や酵母をブレンドした細菌)
最後に、子どもたちが活きた魚に触れる体験として、タイのつかみ取りが行われました。「刺身が大好き。たくさん食べられるように大きいのをつかみたい」と意気込む男の子。スタートの合図とともに、子どもたちは特設プールの中で勢いよく泳ぐタイを追いかけたり、隅に追い込んだりしながらキャッチ。「大きい、重たい!」「一番にゲットしたよ!」と元気に話していました。