7月27日、「倉岳地区公民館全体講座 ~棚底城跡の天草の中世における存在意義~」が倉岳町の棚底地区コミュニティセンターで開催され、地域住民をはじめ天草市内外から約80人が参加しました。
中世天草の歴史を物語る貴重な城郭として、平成21年7月に国史跡に指定された棚底城跡。その魅力を紹介する施設として「天草戦国ミュージアム」が令和8年11月(予定)に開業します。この講座は、施設の建設を契機としてまちづくりの機運を盛り上げていくため、改めて棚底城跡の存在意義を学ぶとともに、見て、感じて、楽しみながら歴史を感じる交流拠点施設としての「天草戦国ミュージアム」の機能を紹介するために開催されたものです。
開会後、市文化課の宮﨑俊輔主査による「史跡整備とガイダンス施設の意義について」では、天草市、熊本県内の史跡や重要文化財についての説明、棚底城跡、天草戦国ミュージアムの整備内容について説明がありました。
続いて、市倉岳支所まちづくり推進課の中山圭参事による「棚底城と戦国茶の湯文化」では、鎌倉時代から始まる茶の湯の文化について紹介があり、戦国時代の棚底城でどのような茶の湯の文化があったのか、発掘調査の出土遺物を踏まえて説明がありました。
最後に、天草の自然と歴史を語る会の歳川喜三生さんによる「棚底城跡の天草の中世における存在意義」では、鎌倉時代から室町時代の戦国時代において、棚底城がどのように記録されていたかを中心に紹介され、棚底城がいかに重要な史跡であるかの説明がされました。
講座以外にも抹茶の茶挽き体験や、宮田地区振興会のおもてなし娘(たい)による抹茶、茶菓子の提供があり、参加された皆さんは戦国時代の茶の湯文化に思いを馳せながら楽しんでいました。
参加者の男性は「棚底城の歴史と魅力を再発見することが出来た。ガイダンスセンターの完成を機に、天草内外にもどんどん魅力を伝えていってほしい。お茶やようかん(茶菓子)もとてもおいしく参加してよかった」と話していました。

第1部 市文化課 宮崎主査

第2部 市倉岳支所 中山参事

第3部 天草の自然と歴史を考える会 歳川さん

戦国ミュージアム、倉岳支所のジオラマも展示

宮田地区振興会おもてなし娘(たい)のみなさん

茶挽き体験

80人が参加

美味しい芋ようかんです

抹茶のいい香り

本物の石臼で挽きます