8月1日、有明町民センターにおいて町内の4~6年生の児童を対象とした体験イベント「有明サマー体験隊」が開催されました。
この催しは、夏休みの子どもたちに地域の学習資源を活用した体験活動を提供したいと、有明まちづくり協議会と公民館が共催で令和4年度から実施。今年の主な体験はニュースポーツ「モルック」と「木工教室」です。
フィンランド発祥の「モルック」は、「モルック」とよばれる木の棒を投げて数字が書かれたピンを倒し、合計得点50点を目指すゲーム。年齢やスポーツの得意不得意にかかわらずみんなで楽しめるため、公民館では地域の球技大会などで住民同士の交流に役立ててほしいと普及を進めています。
50点を超えてピンが倒れてしまうと25点に戻るためピンの倒し方にも作戦が必要で、まっすぐ投げられず0点が続くこともありましたが、夢中になってゲームを楽しんでいました。

狙いを定めて!

優勝チームに賞品をプレゼント

昼食のカレー作り
午後は県広域本部林務課より講師を招いて木工教室を行いました。はじめに森林の役割について説明を受け、森林の保全が災害の防止や二酸化炭素の吸収などの環境に良い影響を与えることを学びました。その後の木工教室では、初めてのこぎりやかなづちを持つ人ばかりでしたが、けがに気を付けながら最後まで自分で作業し、立派な本立てが出来上がりました。
参加者からは「みんなで楽しい体験ができてよかった」「6年生なので来年参加できないのが残念」といった声も聞かれ、夏休みの思い出になったようでした。