
10月7日、砂月海水浴場で海岸清掃活動が行われました。
今年で2回目となるこの活動は、漁業者および養殖業者、県や市職員などで構成される牛深地区海域環境保全協議会の活動の一環として、地元の子どもたちに海の漂流・漂着物の実態を周知するとともに、同協議会の活動について理解してもらうことで、牛深が誇る地域資源の保全活動を後継してほしいという願いから企画されたものです。
今回は牛深中学校の1・2年生94人が、同協議会の役員約20人と砂月海水浴場の海岸清掃・ごみ拾いを行いました。
初めに牛深中学校で、同協議会の平山会長から活動目的や作業の流れについて説明があり、その後学年毎で作業場へ向かいました。到着すると、海岸沿いには流木やその他プラスチックごみなどが流れ着いており、秋晴れの日差しが強い中、子どもたちは暑さに負けず、手持ちのごみ袋いっぱいに作業に取り組んでいました。砂浜に埋もれていたまき網(漁で使う網)を大人の人に手伝ってもらいながら子どもたちも力いっぱい引き上げたり、大きな流木を友達と一緒に運んだりと、参加者が一体となって作業に取り組んでいる姿が見受けられました。活動終了後、見渡すと開始前に比べ、砂浜は格段ときれいになっており、子どもたちからは「楽しかったです!」という声もあり、活動を楽しみながら地域に貢献した1日となりました。