
10月18日、牛深高校創立10周年記念式典が執り行われました。
熊本県立牛深高等学校は、1925(大正14)年に牛深町立熊本県牛深実科高等女学校として開校し、1951(昭和26)年に熊本県立牛深高等学校として独立。その後、「県立高等学校再編整備等後期実施計画」に基づき、旧牛深高校と河浦高校普通科の再編・統合を経て、2015(平成27)年4月に新生・熊本県立牛深高等学校となりました。
また2014(平成26)年8月には、県内唯一の単位制普通総合学科高校となり、国語や数学などの共通教科と併せて自分の興味や進路希望に合う科目を自由に選択できる制度を活用し、生徒たちは進路実現に応じた幅広い学習に励んでいます。
式典には生徒や来賓、関係者など総勢約150人が参加。オープニングアトラクションでは牛深高校が誇る郷土芸能部による「牛深ハイヤ踊り」で華やかに開幕しました。
仁田原安正校長は式辞で「未来へ向かって新たな一歩を踏み出す創立10周年記念式典に際し、皆さんとともにこれまで本校の歴史を紡いでくださった先人に思いをはせる機会に巡り合ったことは非常に意義深く、改めて感謝申し上げます」と話され、また生徒代表誓いの言葉では生徒会長:網代晴心(あじろ きらり)さんが「校訓の創造・勤勉・敬愛を胸に地域の方や先生方、そして学校を支えていただいている全ての保護者の皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、牛深高等学校のさらなる発展に貢献することを誓います」と宣言しました。
式典後は、記念講演会として地元でCoffee stand海響珈琲を営む 店主・平山髙広さんが、「やらされ感から始まるストーリー」と題し、自身の生い立ちや実体験を基に、「やらされてきた」ことが自分のやりたいことの下支えになっていることや、何事も「やってみる」ことで将来に役立つ知識や経験値を得ることができるといった話があり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

仁田原校長による式辞

牛深高校郷土芸能部による「牛深ハイヤ踊り」

生徒代表誓いの言葉

校歌斉唱

記念講演会

講師の平山髙広さん