地域の子どもたちに収穫体験を通して、地元産業の魅力と農産物の豊かさに気付くきっかけにしてほしいと有明まちづくり協議会が実施。事業には町に寄せられたふるさと応援寄付金を活用しています。
今回、収穫体験に協力した(株)ステップファームは、旧有明東中学校のグラウンドできくらげ栽培に取り組んでおり、現在8棟の栽培テントで年間2トンのきくらげを生産。木くずや穀物を混ぜて固められた土台に種を植え付け、成長したものを摘み取るとそこからまた次が育ち、1つの土台で3カ月ほど収穫ができます。子どもたちは初めて見るきくらげの栽培に驚きながら次々と収穫しました。
同社の丸本さんが「きくらげは皆さんの成長を助ける食物繊維やカルシウム、鉄分、ビタミンDなどが豊富。炒め物や酢の物などに入れて、有明産のきくらげをいっぱい食べてください!」と呼びかけると、子どもたちは収穫したきくらげでいっぱいになった袋を手に「みんなでおいしく食べます!」と元気よく答えていました。