11月17日、本渡東中学校2年生の水泳選手・三山翔生さんが、全国障害者スポーツ大会と日本パラ水泳選手権大会での優勝を市長へ報告しました。
翔生さんは両上腕形成不全の障がいを持ちながらも学業と水泳競技に打ち込み、本年4月のくまもと障がい者スポーツ大会の水泳競技で標準タイムを大きくクリアし、全国障害者スポーツ大会に出場しました。
出場した第24回全国障害者スポーツ大会では25m自由形と50mバタフライの2種目で優勝、さらには11月に千葉県で開催された日本パラ水泳選手権大会でも50mバタフライで優勝する快挙を成し遂げました。
市長に優勝を報告した翔生さんは、5歳の時に母が始めさせてくれた水泳で、全国1位を取れた喜びと支えてくれた人への感謝の気持ちを述べました。
また、今後の目標を聞くと、「パラリンピックへの出場を目指して、まずは日本記録を出したい」と意気込みを語りました。
全国大会の概要と結果は次の通りです。
■第24回全国障害者スポーツ大会
会場:インフロニア草津アクアティクスセンター(滋賀県)
開催日:10月25日~26日
出場クラス:障害04・年齢1部(両上肢不完全、39歳以下)
・25m自由形(22秒77)優勝
・50mバタフライ(53秒66)優勝
■第42回日本パラ水泳選手権大会
会場:千葉県国際総合水泳場
開催日:11月1~2日
出場クラス:S6(S=バタフライ・自由形・背泳ぎ、6=1~10で障害の程度を表し、少数が重度)
・50mバタフライ(57秒07)優勝