
11月20日、牛深町沖合で、九州地方整備局の調査観測兼清掃船「海煌」と天草市牛深地区海域環境保全協議会会員による漂流物回収作業が行われました。
これは、平成27年6月の大雨により大量の漂流物が発生し、市が海煌へ回収を依頼したことをきっかけに、翌年度から海煌と地元の養殖漁業者、市との共同により作業が開始されました。平成29年6月に海域環境の保全と航行船舶の安全確保を目的として同協議会が設立され以降、海煌の協力のもと、毎年実施されています。
この日は、浅海域の漂流物を協議会会員の漁船5隻が回収した後、海煌への積み込み作業が行われました。
今年は流木4.4立方メートルを含む約70立方メートルの漂流物を、作業員と会員らが連携して船から船へ次々と運び込んでいました。