
有明まちづくり協議会では、子どもたちに農業の大切さや収穫の喜び、地元産業の魅力と農産物の豊かさを学んでほしいと、町に寄せられたふるさと応援寄付金を活用して収穫体験を実施しています。
12月2日、有明小学校の2年生23人がミニトマトの収穫体験を行いました。
今回の収穫体験に協力した須子地区のJAあまくさ農業研修ハウスでは、10アールのハウスに3,000本のミニトマトが「水耕栽培」という方法で栽培されています。
同施設職員の盛田さんから、花が咲いて実が付くまで2カ月ほどかかり、受粉はマルハナバチという人を刺さないハチが担っていることなど、トマトの栽培方法や収穫の仕方の説明を受けました。
ハウスの中では、高さ2メートルほどに伸びた苗から鈴のようにトマトが実り、子どもたちは赤くおいしそうに色づいたものを選んで収獲していきました。
体験後は「1年でどれくらいのトマトが採れますか」「1日にどのくらいの水が必要ですか」など、たくさんの質問をして学習を深め、さまざまな苦労と工夫を重ねて生産者の皆さんが大切に育てていることを学んでいました。

真っ赤でおいしそう!

味見してみよう

質問に答えるJAの盛田さん

黄色い小さな花をみつけた!

たくさん収穫できました