11月23日、一町田地区振興会と河浦地区公民館の共催で、河浦町一町田地区の中心約3キロをコースとした「河内浦・下田城探訪&クイズウォークラリー」が開催され、20チーム53人が参加しました。
この地域は、南蛮貿易で取引されていた陶器の一部が出土したり、戦国期にこの地を支配していた天草氏の居城跡が確認されるなど名所旧跡が集中しているところでもあり、要所で出される歴史に関する問題や、雑学問題などを解きながら歩き、この地に関する理解を深めました。
この日は、小学校児童による名所旧跡についての説明もあり、出題ポイントでは、児童の説明に潜むヒントを頼りに、また、勘に頼るしかない雑学問題では、出題する役員から上手にヒントを聞き出して、回答を記入していました。ゴール後の採点では、20チーム中11チームが10点満点の回答で、3位までに用意された賞品は、ジャンケンの勝者に贈られました。
自分の親やおじいちゃん、おばあちゃんたちのような参加者を前に、堂々の説明をし、この日の重要な役割を担ってくれた5人の児童は「地元の歴史を調べ参加者に説明でき楽しかった」と笑顔いっぱいのようすでした。
また、参加者からは、「河浦の史跡などについての説明を聞きながら歩くことができ、河浦の素晴らしさを再認識することができました。来年も楽しみに参加します」との声が聞かれました。