入浴中頭がくらくらする…と感じたこと(ヒートショック)はありませんか?
冬場の入浴中に意識を失い緊急搬送されるケースが増えています。特に高齢者では、死亡に至ることも少なくありません。
入浴時の事故が多くなる原因の1つは、急な温度差による血圧の急激な変化です。暖房の効いた暖かい部屋から冷え込んだ脱衣所に移動し衣服を脱ぎ、浴室も寒いと血管が縮まり血圧が一気に上昇します。その後、浴槽に入り体が温まってくると血管が広がり、急上昇した血圧が下がります。この急激な血圧の変化により、一時的に脳内に血液が回らない貧血状態になり一過性の意識障害が起こります。これが浴槽内で起きることが、溺死の原因の一つとして考えられています。
特に65歳以上の高齢者は、血圧を正常に保つ機能も衰えている場合がありますので注意してください。
天草市で令和6年度にヒートショックが疑われる症状で搬送された人は58人!
※そのうち重症または死亡は30人
入浴中におぼれる事故を防ぐためには?
入浴中の事故は、持病や前兆がない場合でも起こる恐れがあります。自分は元気だから大丈夫と過信せず、「自分にも起こるかもしれない」という予防意識をもちましょう。
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく
(2)湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分までにする
(3)浴槽から急に立ち上がらない
(4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける
(5)お風呂に入る前に、同居する家族にひと声かける
(6)家族は入浴中の高齢者の動向に注意する
参考リンク
交通事故死の約3倍?!冬の入浴中の事故に要注意!_|_政府広報オンライン
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