天草下島の東海岸、深海町と河浦町の境界にそびえる六郎次山(標高405m)は下島における代表的な展望所で、下島大観山とも言われ、昭和10年に千巖山や
高舞登山(上天草市)などとともに国の名勝に指定されています。
国の名勝には「観賞価値の高いもの」が選ばれますが、六郎次山の山頂からは、おだやかな深海湾の入り江を望むことができます。また、遠くには御所浦島や獅子島、長島など八代海(不知火海)に浮かぶ大小の島々を一望でき、これらのすばらしい風景を見ることができます。
■指定区分:国指定
■指定種別:名勝
■指定日:昭和10年6月7日
■地域:牛深
■所在地:深海町および河浦町路木