寛永年間(1624~1643)から、五穀豊穣を祈願し、田植え後(7月上旬)に行われています。旗竿は15~20mほどの真竹に、5色の旗絹織りの布旗25~30枚を付けています。旗竿の重さは30~40kg位ありますが、微風が吹くと風力で一人で持てるようになり、鉦や太鼓を叩きながら、一町田川の堤防を練り歩きます。
戦前は、氏子の各組から旗を奉納し、15本位揃う豪華なものでしたが、現在は7本の旗を残すだけとなりました。平成7年からは子ども用の旗のほか、曲芸など競技が加えられ、にぎやかな行事となっています。
■指定区分:市指定
■指定種別:無形民俗文化財
■指定日:昭和56年1月20日
■地域:河浦
■所在地:河浦町河浦