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棚底城跡

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 中世の天草は、天草五人衆と呼ばれる国人(豪族)が分割して統治し、天草島内で領土争いを繰り返していました。その中でも棚底城は、天草で最も高い倉岳(標高682m)の麓に築かれた戦国時代の城郭で、天草五人衆の上津浦氏と栖本氏の抗争地として史料に記録が残っています。
 城跡は東西340mにわたって8つの曲輪が連続する連郭式の構造で、西側の標高90mの(1)郭を主郭とし、東側へ尾根伝いに(8)郭まで続きます。(1)郭北側から東側には、厳重な3重の横堀が設けられるなど、単郭構造の中世城館が多い天草にあって、棚底城は複雑な縄張りを誇っています。これには、肥後南部に勢力をもっていた相良氏の技術供与があったからと考えられています。
 また、発掘調査により、それぞれの曲輪において岩盤を掘り込む柱穴が多数見つかり、(1)郭では大型建物跡や5列の小柱穴列遺構を検出しました。遺物としては貿易陶磁器類の出土量が県内でも抜群に豊富であり、ベトナム産青花碗など貴重なものも出土しています。中国産天目碗や石製風炉、茶臼といった茶の湯道具や碁石のような嗜好品は、棚底城において豊かな生活が行われていたことを示しています。
 中世の記録が少ない天草において、棚底城跡は天草地域の政治・軍事の変遷のみならず、他地域との交易の様相を知る上でも大変貴重な城跡です。
城跡の構造、調査成果などについては、以下のリンクから史跡棚底城跡保存管理計画書をダウンロードしてご活用ください。
http://www.city.amakusa.kumamoto.jp/dynamic/page1388.html

棚底城跡の概要や縄張り図などを掲載したパンフレットを作成しています。以下のリンクからご覧ください。
パンフレット(PDF)
 
■指定区分:国指定
■指定種別:史跡
■指定日:平成21年7月23日
■地域:倉岳
■所在地:倉岳町棚底字尾崎
 
 
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