栖本城は、中世における天草五人衆の1人である栖本氏の居城です。天正17(1573)年、天草合戦後、没落廃城となりました。
城跡は湯船原の南側、標高60mの帯状の山稜で、南西方向に広がっています。山頂部分の台形状の平坦地が本丸で、長径60m、短径45mほどの広さとなっています。東側には堀切があり、2mほど下ると尾根が続いています。その先端には、金比羅、祇園社が祀られています。
■指定区分:市指定
■指定種別:史跡
■指定日:昭和51年1月10日
■地域:栖本
■所在地:栖本町湯舟原字本丸1046ー1