法界平等碑は、栖本町の稚児崎(沖の瀬)古墳の点在する地にあり、東西の丘の上に2つあります。
法界平等碑には、「南無阿弥陀仏无縁法界平等利益」と刻銘され、仏教に縁があろうとなかろうと、人間は平等で利益を受けるべきだという思想を表現しています。
弘化4(1847)年の天草大一揆を主導する永田隆三郎が文政11(1828)年に建立したものです。永田隆三郎は「天草の大塩平八郎」とも称される義民として有名です。
なお、隣接する沖の瀬古墳との関係はありません。
■指定区分:市指定
■指定種別:建造物
■指定日:昭和52年10月1日
■地域:栖本
■所在地:栖本町古江字沖ノ瀬