貨幣石産地 最終更新日:2020年6月17日 印刷 貨幣石は石灰質の殻をもつ原生動物有孔虫類に属するもので、その化石が貨幣に似ているところから名付けられました。中生代末から新生代にかけて大発展をとげた大形有孔虫の一つヌンムリィテスは、直径数mmから10cmにおよぶ円盤状または両凸レンズ状の殻をもっています。天草下島のものは、始新世の石灰質砂岩に含まれ、3種の数mmの円盤状のものが知られています。 ■指定区分:県指定■指定種別:天然記念物■指定日:昭和39年3月10日■地域:河浦■所在地:河浦町宮野河内字越地