平成27年2月15日に札幌市において、ビルの看板が落下し、歩行者の頭部に当たる事故が発生しました。
この事故の原因として、看板をビルの外壁に緊結する部分が腐食したことにより強度が低下し、事故当時の強風の影響により落下した可能性があると考えられています。
建築物の所有者などは、法律により建築物(付属の看板等も含む)を常時適法な状態に維持するよう努めなければなりません。
今回のような事故を未然に防ぐため、看板の取り付け状況等を定期的に点検し、危険箇所は事前に修繕するなど、維持保全に努めていただきますようお願いいたします。
損傷・劣化の事例
〇支持部材などの劣化・損傷の例