株式会社デンソーは、日本トップ・世界第2位売上高の自動車部品メーカです。
バイオ燃料の実用化に向け、2016年7月に天草市の閉校した学校の土地・施設を活用し、20,000平方メートルの敷地で、微細藻類(コッコミクサKJ™藻)の大規模培養実証施設
“デンソー天草事業所” を設立。バイオ燃料の生産効率を高めるために大規模培養技術の確立のため実証実験を行ってきました。
2016~20年ダカールラリーへ出場のトヨタ
ランドクルーザーへ燃料供給し5連覇。また、2020年度からは、藻が持っている機能成分に着目し、健康食品分野(※1)や食品での事業化も進めています。
※1)2019年「コッコミクサ」(健食)社内販売、2021年口腔ケアタブレット「コッコミクサのちから」市販
2.天草市進出のきっかけ、選んだ理由
2014年頃、デンソーはコッコミクサKJ™藻の屋外培養の基礎研究を完了し、量産に向け日本中で大規模量産培養に適した温暖な気候に恵まれた地を探していました。
温暖な気候に恵まれていることや、天草市・天草バイオマス実証事業組合の手厚い支援があったこと、本土と陸続きで天変地異発生時リスクが少ないことが、弊社が天草の地を選定した理由です。