・再建築価格　　　　　評価の対象となった家屋と同一のものを評価の時点においてその場所に新築するものとした場合に必要とされる建築費です。

・経年減点補正率　　　家屋の建築後の年数の経過によって生ずる損耗の状況による減価などを表したものです。


２．新築家屋以外の家屋（在来分の家屋）の評価
　評価額は、新築家屋の評価と同様に求めますが、その価額が前年度の価額を超える場合は、通常、前年度の額に据え置きます。なお、増改築または損壊などがある家屋については、これらによる価額を増額または減額します。

　　取得価額：1,000,000円、取得年月日令和５年４月、耐用年数：10年の場合

　　　減価残存率は、下の表から、初年度は0.897、次年度以降は0.794を使用することとなります。

　　　令和６年度　　1,000,000　×　0.897＝897,000（小数点以下は切り捨てます）

　　　令和７年度　　　897,000　×   0.794＝712,218（次年度以降は前年度の評価額に減価残存率を乗じていきます）

　　　令和８年度　　　712,218　×　0.794＝565,501