初午祭
3月2日、牛深町の遠見稲荷神社で初午祭が行われました。この催しは、岡東区の役員を中心に町の商売繁盛と家内安全を祈願する祭り。区の役員をはじめ、来賓や赤旗・鳥居奉納者による神事が行われた後、年女年男(巳年)による祝い餅投げが行われ、幼い子どもから高齢者まで多くの人でにぎわいを見せました。祝い餅投げをした女性は「今年も健康第一に、元気に過ごしていきたいです」と抱負を話しました。
岡東区長の池島大松さんは「たくさんの赤旗や鳥居を奉納いただきとても感謝しています。区役員の皆さんのおかげで祭事も餅投げも無事終えることができました」と安堵の表情を浮かべられていました。

祝い餅投げ

多くの人たちで賑わいました
遠見山中番所跡と遠見稲荷神社
遠見中番所は、当時江戸幕府が貿易政策の一つとして海舶互市新令を発した2年後の享保2(1717)年に遠見見張番所と港見張御番所の取り次ぎの役割として置かれました。その後、昭和55年4月1日に市指定史跡「遠見中番所跡」となり、当時休憩所として置かれていた場所に町内有志たちが商売繁盛の神をまつり、「遠見稲荷神社」となりました。(引用元→遠見山中番所跡
)
山の中腹にある真っ赤な鳥居は40基存在し、令和6年3月には25基が新調されました。神社からは眼下の海まで連なる赤い鳥居と牛深の街並みを眺望することができます。

遠見山中番所跡

遠見稲荷神社

牛深の海や街並みを眺望できます