十万山のふもとにある古寺跡と言われる畑地にあったものを、昭和43年に
亀川中学校西側台地に移したとされています。
鎌倉時代に天草氏の菩提寺である来迎寺が建てられましたが、正和2(1313)年の志岐氏の本渡侵入に際し、寺は焼き払われ、古寺という地名だけが残るようになったと伝えられています。
古塔群は、五輪塔が中型2基・小型4基、宝筐印塔が小型1基あり、宝筐印塔には「妙永禅尼 応永○○年(1394~1427)」の銘が残っています。
■指定区分:市指定
■指定種別:建造物
■指定日:昭和33年5月1日
■地域:本渡
■所在地:亀場町亀川