
7月1日、五和町二江の沖ノ原遺跡について、五和小学校6年生が社会科学習で学びました。
この授業は、地元の歴史や魅力を知り、ふるさとへの愛着を深めてもらおうと毎年行われています。
沖ノ原遺跡は、五和町二江の偉人・柳原高太郎(やなぎはら たかたろう)さんが発見した遺跡で、天草で初めて確認された縄文時代の貝塚があります。貝で作られた腕輪や、九州で初めて見つかった塩作りに使われた土器など、7,000年前から続く人々のくらしを伝える貴重な出土品が数多く発掘されています。
授業では、市学芸員が発掘調査のようすや当時のくらしについて説明。児童たちは発掘当時の写真を食い入るように見つめ、熱心にメモをとりながら耳を傾けていました。
その後は、実際に出土した石器や、狩り・漁に使われた道具、貝で作ったアクセサリーなどに触れる体験も行われました。約7000年前の人々が使っていた道具を手に取り、大きさや重さを確かめながら、当時のくらしに思いを巡らせていました。
6年生の前田大地さんは、「貝で作った腕輪を触ってみて、思っていたより小さかったので、昔の人は器用ですごいと思った」と話していました。
今回の学習を通して児童たちは、ふるさとの歴史を身近に感じるとともに、地域の魅力について理解を深めました。
6年1組担任の金子先生は「地元を知って、大きくなって地元の魅力を伝える側になってほしい。地元を離れてもふるさとを大切に思ってほしい」と今回の学習に期待する思いを語りました。

発掘調査のようすに興味津々

熱心にメモをとる児童

石器に触れる体験も

貝の腕輪「昔の人もおしゃれしていたんだね」