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令和8年6月29日 市長定例記者会見を行いました

最終更新日:



戦国ミュージアムの開館

 本年11月22日、倉岳町に天草戦国ミュージアムを開館します。

 天草戦国ミュージアムは、倉岳町棚底にある国指定史跡「棚底城跡」をはじめとする、戦国時代の天草を語るうえで欠かせない中世城郭群のガイダンス施設という位置づけで、現在、建設工事を行っています。

 同施設と併設する形で倉岳支所と倉岳図書室、さらに観光客が休憩などで24時間利用できるスペースを設け、本年5月21日に国土交通省へ道の駅の登録申請を行いました。

 今後は、国の審査を経て、道の駅登録決定後、道路案内標識を熊本県が8カ所、本市が10カ所程度設置します。

 天草東部地区の拠点施設として観光案内などにも力を入れ、棚底城跡の見学や倉岳登山者の休憩所など、さまざまな形での利用を期待しており、観光客や地域の皆さんに親しんでいただけるような施設を目指していきますので、ぜひ一度足を運んでいただきたいです。

 また、11月22日の開館に向けて、ミュージアムの顔となるロゴマークを制作しました。

戦国ミュージアムロゴ

 この形は、棚底城をめぐる天草五人衆の歴史の積み重なりを、折るように重ねたもので、できた五角は、施設の頭文字の「A」、倉岳・棚底の扇状地も同時に表しています。天草戦国ミュージアムが、天草の新しい結び目となりますようにという願いを込めて制作したものです。このロゴが市民の皆さんの日常に溶け込み、長く愛されることを期待しています。

 今後のスケジュールとしては、工事を10月中に完了し、支所機能の移設など調整を経たうえで、11月22日からの開館を予定しています。また、開館日当日は、セレモニーを含むプロモーションイベントも計画中です。


天草市の公共交通再編

 本市では、市内全域に高齢化率の高い地域や交通不便地域が分布し、今後、移動困難者の増加が予想されていたため、地域内の移動利便性向上に取り組んでいます。

 これまで、栖本地域と新和地域にAIオンデマンド乗合タクシーの導入を行いました。  

 両地域とも、利用者が増加傾向にあり、「家まで来てくれるので助かっている」、「時間を気にせず利用できる」などの好意的な意見をいただいており、買い物や通院などの地域の移動のニーズにあった運行ができていると考えています。

 本年10月から運行開始を予定している牛深地域と倉岳地域で、アンケート調査などにより地域の移動のニーズに沿ったドアツードアによる運行とし、平日の午前7時30分から午後5時まで運行いたします。インターネットまたは電話で予約することができ、利用料金は、乗車地点から降車地点までの直線距離に応じて、300円から700円までです。

 地域住民に限らず、どなたでも利用することができます。

 それぞれの地域の運行内容について、補足で説明します。

 まず、牛深地域では、移動先として病院や商店が集積する牛深地域の中心部への移動の需要が多くあったことや、広いエリアを効率的に運行するため、魚貫エリアや二浦エリア、深海エリアと中心部の間の移動は、出発時間を大まかに定めて、各地域からワゴンタイプ3台でドアツードアによる運行を行います。牛深・久玉エリアではセダンタイプを常時1台運行しており、移動のニーズが多い時間帯は各エリアから移動してきたワゴンタイプ3台を使用し、一時的に4台で運行します。

 次に、倉岳地域では、隣接する栖本地域へ通院や買い物に行く方も多く、栖本地域と倉岳地域を一体とするエリアを設定しました。また、上天草総合病院へ通院される方が一定数いますので、エリア外の乗降場所として上天草総合病院を設定しています。

 今後のAIオンデマンド乗合タクシーの導入計画としては、令和9年度に五和地域と天草地域、河浦地域、令和10年度に有明地域と御所浦地域への導入を行うこととしていますが、引き続き、各支所単位の地域を越えた、実際の生活圏を考慮した運行エリアを設定するなど、地域のニーズに即したAIオンデマンド乗合タクシーなどのコミュニティ交通を導入していきます。


映画「レンタル・ファミリー」特別上映会

 7月20日に雲仙天草国立公園に天草地域が編入されて70周年を迎えることを記念し、美しい天草が舞台として登場するハリウッド映画「レンタル・ファミリー」を7月19日(日曜日)天草市民センターで特別上映します。

 ぜひ天草でも本作品を見たいという声をいただき、一人でも多くの市民の皆さんに鑑賞いただくため企画したもので、映画配給会社のウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社をはじめ映画関係者の皆さんのご協力のおかげで実施することができました。この場をお借りして感謝申し上げます。

 本作品は、主演のアカデミー賞受賞俳優のブレンダン・フレイザーさんと名優・柄本明さんの演技を引き立てる天草の風景は大変印象的です。第50回トロント国際映画祭で新鋭監督賞の受賞をはじめ数々の賞を受賞しており、国内外からも高い評価を受けています。

 市民の皆さんには本作品を通して、地元・天草の魅力を再認識していただきたいです。

 特別上映会は、7月19日(日曜日)午前10時からと午後2時からの2回の上映を予定しています。対象者は、天草市民限定とし、入場料は、大人500円、高校生以下は100円です。

 入場券は、先週6月19日(金曜日)から市役所観光振興課と各支所、複合施設ここらす内の生涯学習課で販売中です。なくなり次第終了します。この貴重な機会にぜひご覧ください。

 また、先日6月18日(木曜日)に姫路市で開催されたジャパン・フィルム・コミッション通常総会において、JFCアウォード授賞式が開催され、天草フィルム・コミッションが支援する映画「レンタル・ファミリー」が優秀賞を受賞しました。これは、有形文化財を廃墟化する大がかりな美術調整や、地域住民と一体となった手厚いおもてなしにより、遠隔地というハンデを超えて優れた撮影環境を創出したことが評価されたものです。今後も天草フィルム・コミッションを通じて、撮影支援を行っていきますので、地域住民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。

 併せまして、天草が撮影地となった他の映画作品についてもご紹介します。

 「新しい地図」の稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの3人が主演する映画 「バナ穴BANA_ANA」が、6月27日(土曜日)から全国公開され、天草・本渡第一映劇でも7月3日(金曜日)から上映されることが決定しました。天草では、白鶴浜海水浴場やサンセットカフェ、十三仏公園、風来望、茂串海岸や丸尾焼といった場所で撮影されたと伺っています。本作品にもぜひご注目ください。


 天草市合併20周年記念デジタルスタンプラリー

 皆さんご承知のとおり、本市は、令和8年3月27日に合併から20周年を迎えました。5月30日には、天草市民センターで「合併20周年記念式典」を開催し、この節目をお祝いさせていただきました。

 そしてこの度、合併20周年を記念し、市民の皆さんや、天草を訪れる方々に、市内で開催される各種イベントや本市自慢の景勝地、道の駅などを巡っていただく「デジタルスタンプラリー」を実施します。

 このスタンプラリーをとおして島内を周遊する中で、市民の皆さんには、本市が持つ唯一無二の価値や魅力を再発見していただくとともに、市外から訪れる方々には、天草の豊かな歴史や自然、文化などに触れ、天草ファンとなるきっかけにしていただきたいと思っています。

 このスタンプラリーは、天草市公式LINEアカウント登録者を対象に実施します。

 公式LINEアカウントのトーク画面に、7月初旬を目途に「スタンプラリー特設ページ」を開設しますので、そちらからアクセスし、ご参加ください。市内で行われる対象イベントの会場に設置してある二次元コードを読み込むと3ポイント、道の駅などの施設に設置してある二次元コードを読み込むと1ポイント、景勝地を訪れ、チェックインもしくは写真をアップロードすると1ポイントが獲得できます。獲得ポイント30ポイント以上で豪華賞品があたる抽選に参加することができます。

 広大な天草全体をフィールドとしたボリュームのある内容となっていますので、無理のないペースで市内を巡っていただき、この20周年の記念すべき年を最後までお楽しみいただければと思います。


市民ふれあい座談会

 今年度も市民の皆さんと私が直接語り合う「市民ふれあい座談会」を開催します。

 この座談会では、最近の市政の動きについてお伝えするとともに、「避難所の地域運営」や「ごみの減量」、「関係人口など天草ファンを増やす取り組み」について、市民の皆さんと対話を深める予定にしています。

 7月に倉岳、御所浦、五和、栖本、本渡の5カ所、10月に有明、新和、天草、河浦、牛深の5カ所で実施します。時間はいずれの会場も午後7時から8時30分までとなっております。

 限られた時間を有効に活用するため、開催日の2週間前までに質問申込書の提出をお願いしています。申し込みがなくても当日質問もできます。

 市政を動かす原動力は、何よりも市民の皆さん一人ひとりの「声」にあります。日々の暮らしの中で感じていること、未来の天草への期待、あるいは「もっとこうなればいいのに」という率直なアイデア。そうした生の声をお聞きし、これからの市政にしっかりと反映させていきたいと考えています。

 「自分たちのまちを、自分たちの手でより良くしていく」。 その第一歩として、ぜひお気軽にこの座談会にお越しください。皆さんのご参加を、心よりお待ちしております。


質疑応答

【戦国ミュージアムの開館】

天草の東部地域の拠点とのことですが、回遊性や経済効果はどのようにお考えですか

(答)

 道の駅として情報発信機能をもたせる予定で、こちらで情報を収集し天草中を周遊していただきたい。また支所も併設するので地域の方も集まりやすくなる。まちづくり協議会や地域の方と一緒に、ミュージアムに来られた方の滞在時間をどうやって延ばすか、どのように周遊していただくのかを考えていく。


【天草市の公共交通再編】

AIがどのように活用されるのでしょうか

(答)

 タクシー利用の申込が複数あった場合、複数の場所を経由し目的地まで向かう最短ルートをAIからの情報を参考に決めている。


なぜ魚貫・二浦・深海地区の運行方法が他の地域と異なるのでしょうか

(答)

他の地域は即時予約制としているが、魚貫・二浦・深海の3エリアは定時制とした。これは昨年度に牛深にお住まいの方へアンケート調査を行った結果、魚貫・二浦・深海の方は朝から牛深中心部へ向かい、商業施設等で買い物をした後帰宅する傾向があったことからあらかじめ時間を決める定時制の運行とした。また、それぞれのエリアから牛深中心部まで片道30分かかるという地理的要因もあるため、定時制の方が効率的な運行ができると考えている。


●今年度の導入はなぜ倉岳と牛深なのでしょうか

(答)

導入にあたっては、交通不便地域、交通の困りごとが多い地域などの優先順位をつけ、優先順位の高いエリアから導入している。

倉岳はタクシー事業者がないこと、また牛深はエリアが広いこと、特に3エリア(魚貫・二浦・深海)で交通の利便性が悪いという状況があったので優先順位が高くなっている。

 

本渡地域にも導入の予定があるのでしょうか

(答)

本渡地域以外を令和10年度までに導入したあと、令和11年度以降に本渡エリアを検討する予定にしている。

 

●令和10年度までの導入予定の交通手段はAIオンデマンド乗合タクシーですか

(答)

平日の昼間の交通手段としては、AIオンデマンド乗合タクシーを導入していく。夜間などの時間帯によっては公共ライドシェアも検討しなくてはならないのではと考えている。今後運行状況を検証しながら進化させていく。


映画レンタル・ファミリー特別上映会

●近年、大型の映像作品の公開が続いていますが要因がありますか

(答)

これまでの天草フィルムコミッションの活動の成果だと考えている。また、市で行っている取り組みが、色んなところで効果が出ているのではないかと思っている。天草で撮影した制作関係者や演者の口コミや推薦などもあり、撮影につながっている事例もあると聞いている。

 

【合併20周年記念デジタルスタンプラリー】

参加特典について教えてください

(答)

 天草の物産品詰め合わせセットかデジタル地域通貨「天草のさりー」を予定している。

 

どのような方法でポイントを取得するのでしょうか

(答)

   スポットに設置してある二次元コードを読み取っていただく場合や、GPS機能を利用して確認する場合もある。スポットの状況により異なるので、確認をお願いしたい。


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