7月26日、『倉岳地区公民館全体講座「ふるさと倉岳学講座」史跡棚底城跡の魅力とガイダンス施設の役割』が倉岳町の棚底地区コミュニティセンターで開催され、地域住民をはじめ天草市内外から約120人が参加しました。
中世天草の歴史を物語る貴重な城郭として、平成21年7月に国史跡に指定された棚底城跡。その魅力を紹介する施設として「天草戦国ミュージアム」が令和8年11月22日に開業します。この講座は、昨年11月に開催された全体講座と同様に施設の建設を契機としてまちづくりの機運を盛り上げていくため、改めて棚底城跡の存在意義を学ぶとともに、見て、感じて、楽しみながら歴史を感じる交流拠点施設としての「天草戦国ミュージアム」の機能を紹介するために開催されたものです。
開会後、市文化課の松本博幸学芸員による「史跡棚底城跡の魅力とガイダンス施設の役割」では、棚底城跡の魅力を紹介し、本年11月開業予定の天草戦国ミュージアムの整備状況、完成後の役割について説明がありました。
市倉岳支所まちづくり推進課の中山圭学芸員による「天草戦国時代の飲食と器」では、戦国時代の棚底城でどのような食文化があったのか、棚底城跡から出土した陶磁器などの遺物を踏まえて説明がありました。
特別発表として、天草高校倉岳校の生徒による「天草戦国ミュージアムを通した地域活性策」の発表がありました。倉岳校生徒による独自のグッズやグルメなど、学生独自の視点での画期的なアイデアが発表されました。
最後に天草の自然と歴史を語る会の歳川喜三生さんによる「天草五人衆と人吉相良氏」では、八代日記に登場する棚底城や相良氏と棚底城との関係が紹介され、棚底城がいかに重要な史跡であるかの説明がありました。
講座以外にも、めいどサロンたなそこによる「野草料理」や戦国時代の調理法に基づいた茶菓子などがふるまわれ、参加者は戦国時代の食文化に思いを馳せながら楽しんでいました。
参加者の女性は「戦国時代の棚底城や倉岳ではどのような生活があったのか、想像が膨らみました。野草料理やようかんなど、当時の雰囲気を楽しむことができた」と話していました。

第1部 市文化課 松本学芸員

第2部 市倉岳支所 中山学芸員

特別発表 天草高校倉岳校の生徒

第3部 天草の自然と歴史を考える会 歳川さん

野草茶、健康に良さそうです!

野草料理、初めての味

戦国ミュージアムのイメージ。完成が楽しみす