島根県の沖合約60kmに浮かぶ有人国境離島、隠岐諸島の海士町を訪問しました。御所浦地域とほぼ同じ規模の人口でありながら、令和7年の国勢調査では、同県内で唯一人口が増加し、高齢化率も下がったという驚くべき町です。
実際に上陸すると、話に聞いていた通り若者ばかり。廃校の危機にあった隠岐島前高校は、今では全校生徒160人の約60%が町外出身者。全国から集まった生徒たちが、寮生活などを送りながら学んでいます。
また、「大人の島留学」という3カ月から1年間の短期滞在制度には、毎年200人を超える若者が参加し、仕事をしながら町での暮らしを体験しています。その15%以上が町に残り移住を選択。人手不足の解消にもつながっています。
外から多くの若者が訪れることで、島を離れた子どもたちも帰りたいと思える島になってきた。そんな島の人々の自信を感じ取り、その姿に天草の未来を重ねました。
【広報紙「市政だより天草」令和8年11月号掲載】