栖本地域では、栖本地区振興会産業部会が主催する「すもと冬物語」に合わせ、地域の竹を活用した「鞠灯籠(まりとうろう)」を栖本町日本庭園に展示・点灯します。
栖本地域は、面積の約7割を森林が占める自然豊かな地域です。一方で、手入れが行き届かなくなった竹林など、身近な山の管理が課題となっています。令和7年の豪雨による被害をきっかけに、地域の自然とどのように向き合い、次の世代へつないでいくかを改めて考えるようになりました。
そこで始めたのが、地域の竹を活用した鞠灯籠づくりです。放置竹林の竹を材料に、竹の輪を組み合わせて丸い灯籠に仕上げます。竹に触れ、手を動かしてものをつくる体験を通して、身近な山や地域資源の価値を見つめ直すきっかけとなることを願っています。
10月11日には、小中学生から老人会の皆さんまで、約70人が集まり、鞠灯籠づくりを行いました。力を合わせて製作した鞠灯籠は、全部で108個。一つひとつに地域の皆さんの手仕事と栖本のまちへの思いが込められています。
この取り組みで大切にしているのは、灯籠を飾ることだけではありません。世代を超えて一緒にものを作りり、自分たちの手でまちの風景を育てていくことです。身近な竹を活用する小さな一歩を、地域のつながりを深め、栖本の魅力を次の世代へつなぐまちづくりへと広げていきます。
完成した鞠灯籠を11月1日に河童ロマン館の日本庭園に設置しました。これから、竹の曲線からこぼれる柔らかな光が水辺を照らし、冬の夜を彩ります。
11月14日午後7時30分から、鞠灯籠の点灯式を行います。1月16日まで点灯しますので、地域の竹と皆さんの手から生まれた鞠灯籠を、ぜひご家族やご友人と一緒にご覧ください。
鞠灯籠の点灯式
期間:11月14日~令和9年1月16日
点灯時間:午後5時30分~午後9時
場所:河童ロマン館日本庭園(栖本温泉センター横)
点灯式:11月14日 午後7時30分から
主催:栖本地区振興会産業部会